小泉進次郎防衛大臣の国会答弁のひとつにこんな言葉がある。「平和、平和と言うだけでは平和をつくれない」「相手に対して強力な軍事力、抑止力を持たなければ本当の平和を保つ事はできない。」確かに昔からの一般論であり、誰もが受け入りやすい論理ではある。しかしよく考えてみよう。抑止力と言えば最大の物は核兵器である。世界中の大国小国を含めて合計一万五千発程もあるというのに世界中にいくつもの戦争・紛争が続いているのが現実であり、これまでの歴史の事実である。軍事的抑止力とは何か?まったく際限がないのである。今や核兵器などは使えない兵器でありただの威しの道具でしかないのだ。ひとたび使うこととなったら世界の破滅となってしまう。軍事力を各国が競い合っているだけでは本当の平和はつくれない。大事なのは軍事競争ではなく、その軍拡予算を世界平和と自国の国民のために向けることである。軍事費の大半は軍事産業を太らせるだけであって国民のためにはならないことを私たちは知るべきである。
(こういち)

